スレイヤーの道: ドーントレス リフォージでの新たなゲーム進行体験 スレイヤーの道: ドーントレス リフォージでの新たなゲーム進行体験
スレイヤーの道: ドーントレス リフォージでの新たなゲーム進行体験

ドーントレス リフォージ(1.5.0)の配信まであとわずか。アップデートと共に配信される新たなゲーム進行システム、スレイヤーの道を詳しくご紹介しよう。

新たな道

ドーントレスに対する取り組みのほとんど(すべてではないとしたら)は、答えを出そうとしている疑問から始まる。

今回の場合は、「ゲーム進行の悪い点はどこだろう?だ。

マスタリーとクエストでプレイヤーはゲームを進行できていることは把握できていたが、それは単調で、予め決められているものだった。 スレイヤーたちはゲームを進めるためには特定の手順を踏む必要があり、ゲーム外での情報を探さない限り、次に何があるのかを知る方法が少なかった。

そしてゲーム進行には大きな問題があった。透明性主導性だ。

透明性の改善

ここで言う「透明性」とは、全体像を見れることを指す。 より高い場所から全体を見渡せること。例えばエスカレーションを見て、「これのロックを解除したい」と思えること、そしてそこに辿り着くのに必要なことを完璧に把握できることだ。

スレイヤーの道で、その点が改善された。

マスタリーで「これのロックを解除したい」という部分は対応できていたが、全体像を見渡せることと、そのチャレンジおよび報酬との視覚的な結びつきが欠けていた。 「スレイヤーの道で――」システムのシニアデザイナー、Greg Hennesseyは語る。「そこは改善された。 エスカレーションや剣の課題を見れば、それのロック解除に具体的に何が必要かがわかる。」

主導性の改善

クエストは透明性と計画性のもう一つの壁となっていた。 ゲームの進行がクエストに完全に阻まれていたので、その先に何があるのかが見えなかったのだ。 これによりドーントレスは非常に単調な体験となった。クエストBを解法するにはクエストAをクリアする。

そしてこの一本道のゲーム進行にはもう一つ大きな問題があった。

「クエストがクリアできないと、何もできなくなってしまう」とGregは語った。 クエストの条件や、ハントで行き詰ってしまうのが非常に容易だった。特にそもそも楽しく思えないものであれば。

それでもとにかく先に進みたかったら? ひとまずクエストは置いておいて、また後で挑戦したかったら? それともまったく別のものに集中したくなったら?

スレイヤーの道では、それがようやくプレイヤーの判断に委ねられるようになった。

スレイヤーの道

スレイヤーの道は、完全新規の分岐型進行システム。浮遊諸島での冒険の道筋を自分で決めることができる。

スレイヤーの道の概要
スレイヤーの道では、時間や努力をどこに集中させるかを選ぶことができる。

スレイヤーの道は、中央を進むメインルートとサイドルートの2種類のルートでできている。

メインルート

スレイヤーの道を縦に抜けるルートは、メインルートと呼ばれている。 メインルートには12個のマイルストーンがあり、武器スキルやXPを獲得するとロックが解除されていく仕組みだ。

新人からベテランまでの道筋と考えればいいだろう。

サイドルート

メインルートのマイルストーンのロックを解除すると、関連するサイドルートも利用可能になる。 長く伸びるサイドルートは、様々な要素を解除するための課題でできている。その要素は新たな島やハントタイプの解除や、武器Modや有用なパッシブボーナスの習得にまで多岐にわたる。

マイルストーンとは異なり、サイドルートの課題のロック解除にはXP以外の物も要求される。 その多くはラムとメリットの消費で解除されるが、他にも特定の条件を満たしたり、クエストをクリアすることが必要なものもある。 初期の段階では通貨を少量しか得られないので、計画は慎重に練る必要があるかもしれない。 今すぐ役に立つもののロックを解除すべきか? 先の課題のために温存しておくべきか?

いつどのように課題のロックを解除していくかは君次第だ。

メリットとは?

メリットとは、スレイヤーの道で課題のロックを解除するために使う新たな通貨だ。 バウンティの達成、特定のクエストのクリア、パトロールチェストの回収、または狩猟場での島イベントをこなすことで獲得することができる。 また、マスタリーレベルが上がるとメリットが獲得できるようになっている。

ドーントレスには2種のメリットがある。探索メリットおよび、戦闘メリットだ。

探索および戦闘メリット
ドーントレス リフォージでは、バウンティで得られるのはハントパスXPだけではない。 メリットと武器スキルのXPも得ることができる。

スレイヤーの道の要素のロックをすべて解除することは可能か?

可能だ。 十分なラム、メリット、そして熱意があれば、スレイヤーの道のマイルストーンと課題はロック解除可能だ。 ただし数日で達成できるようなものではないのは承知しておいてほしい。

武器再強化

スレイヤーの道のリリースと同時に、武器などの装備品を強化する方法にも大きな変更が加えられる。

武器の等級

まず、防具と武器は1~15のレベルで強化されるものではなくなる。

ドーントレス リフォージでは、武器は等級によって分類され、それにより基礎のパワースコアが決定される。 例えば、等級1の武器は基礎パワースコアは20程度で、等級3の武器は60程度になる。

それは、武器を作成した段階ですぐに有用なものになるということを意味する。 新しく剣や戦槍の設計図を手に入れても、またレベル1から強化し直しということではなくなる。 その代わりに、その時の状況に合った装備品を作成することができるようになるのだ。

武器XP

攻撃力スコアに関しては、武器の等級のみが影響するわけではない。

ドーントレス リフォージでは、武器スキルレベルが大きく攻撃力に影響する。 武器スキルレベルは、特定の武器クラス(剣、斧など)の腕前を示すものだ。 武器を使用する時間が長いほど、その熟練度は高くなる。そして、それは将来的に優位に働くことになる。

武器スキルレベル
武器スキルレベルは武器のアイコンにと画面下部のXPゲージにより示される。

武器スキルXPの取得方法は?

ドーントレスで武器スキルXPを得る方法は主に2種。ベヒモスを倒すことと、バウンティを達成することだ。

重要: 獲得する武器スキルXPの種類は、装備している武器に寄る。 バウンティの報告時に剣を装備していると、剣のスキルXPを獲得する。 斧でベヒモスを倒せば、斧スキルXPを獲得する。

武器スキルで得られるボーナスは?

武器スキルのレベルが上がるごとに、攻撃力と耐性にボーナスが付与される。 このボーナスはボーナスが発生している武器と同じ種類の武器を装備している場合のみに適用されるので、装備を変更する際には注意しよう。斧スキルレベルが2の時にヒーロー級のベヒモスに挑みたくはないだろう。

武器スキルレベルの最大値は?

武器スキルレベルはレベル1~レベル20。 … ただし、常に”再強化”という選択肢があるのだ。

再強化

武器スキルレベル20に到達し、スレイヤーの道で再強化の課題のロックを解除しているならば、武器スキルを再強化することができるようになる。

武器スキルを再強化すると、スレイヤーの”エーテルスパーク”を強力なエーテルハートに結晶化することができる。エーテルハートは武器や防具を”パワー活性”するための貴重な素材だ。

急に新しい言葉がいくつか飛び出して驚いたことだろう。一つ一つ丁寧に説明していこう。

エーテルスパークとは?

エーテルスパークとは、スレイヤーの武器や防具に蓄積される環境エーテルだ。 獲得方法は以下の通り:

  • デイリーコイン投げ報酬
  • 島イベント
  • パトロールチェスト
  • マスタリー報酬
  • ハントパス報酬

エーテルスパークはゲーム内ストアから購入することも可能だ。

武器スキルを再強化すると何が起きる?

再強化すると下記の4つ効果が発生する:

  1. エーテルスパーク×100を消費し、エーテルハートを受け取る
  2. スレイヤーの道のサイドルート「増強」が進行する。 これはゲーム終盤での進行を想定したもので、すべての武器種にパッシブなボーナスを付与するものだ。
  3. 武器スキルがリセットされレベル1に戻される。 (武器スキルレベルによる攻撃力と耐性ボーナスもリセットされる。)
  4. その武器スキルにおいて再強化ランクが増加する。
増強の課題
武器スキルを再強化して増強の課題のロックを解除しよう。

武器を再強化する場所は?

武器スキルの再強化はラムズゲートのスパーク結晶機で行う。 キャットと折れた刃亭の近くにあるぞ。

スパーク結晶機
ラムズゲートのスパーク結晶機でエーテルスパークをエーテルハートに変換しよう。

再強化ランクとは?

再強化ランクとは、特定の武器スキルを再強化した回数を示すものだ。 例えば、剣スキルを15回再強化した場合は、剣の再強化ランクが15となる。

再強化ランクは特別な枠で示され、ランクが上がるたびに拡大する。 そしてもちろん、他のスレイヤーからも確認できるものだ。

再強化ランクの枠
再強化ランクを上げ、新たな枠を獲得して他のスレイヤーに見せつけよう。

パワー活性

再強化ランクも素晴らしいものだが、また別の、そしてより重要な武器スキルを再強化する理由がある。それがパワー活性だ。

再強化により獲得したエーテルハートで、武器や防具をパワー活性させると通常の限界を突破させることができる。その効果は永続的なものだ。

例えば、エンバーメーンの戦槍には攻撃力スコアが20で、+1 闘争心のパークがついている。 レッサーボレアスを相手にするには適しているが、フロストバック・パンガーを突破しようとしている時には力不足だろう。 しかし、エーテルハートを使用してパワー活性させると…

パワー活性後のエンバーパイク
パワー活性は武器の潜在力を完全に解放し、攻撃力スコアとパッシブ効果が増加する。

エンバーパイクの基礎攻撃力スコアが20からゲーム終盤に適した120まで上昇する。 また、備え付けのパークと特殊効果にもボーナスが発生する。闘争心は+1から+3へと上昇し、損傷ダメージも+100から+300に増加する。

攻撃力、パーク、特殊効果の効果上昇は、パワー活性すればどの武器や防具でも発生する。

パワー活性された武器のバランスはとれているのか?

純粋な攻撃力スコアの点では、バランスはとれている。 ただし、武器の強さを決めるのは攻撃力スコアだけではない。 ハントに向けて武器を選ぶ際には、セルスロット数、パーク、特殊効果、属性も考慮する必要があるだろう。

レジェンダリー武器のパワー活性は可能か?

可能だ。 レジェンダリー武器すらもパワー活性の恩恵を受けることができる。

防具のパワー活性は可能か?

可能だ。 作成した防具はどれでもパワー活性することができる。

武器や防具のパワー活性は何度できる?

1回限定だ。

武器や防具のパワー活性の方法は?

装備品のパワー活性は作成画面より実行可能だ。 パワー活性した種類のアイテムを扱う職人の元へ行こう。 必要な素材さえあれば、喜んで対応してくれるぞ!

パワー活性を取り消すことは可能か?

取り消すことはできない。 アイテムをパワー活性すると、元の状態へは戻せなくなる。 エーテルハートを使う時は慎重に。

新システムへの移行

スレイヤーの道、 そして再強化については理解してもらえたことだろう。

しかし今の進行状況はどうなるのか?

端的に言えば、現在の進行状況はそのまま移行される。どこまで進行しているかによって、エーテルハート、課題のロック解除、メリット報酬などが獲得できる。

詳しい説明は、まずはマスタリーから始めよう。

マスタリーの移行

まず、すべての重要な(ゲームプレイに影響のある)マスタリーの強化はスレイヤーの道に移管されている。

つまり、マスタリーによって得たボーナスや攻撃力はそのまま存在し、ロックも解除された状況になる。マスタリーというカテゴリーではなく、スレイヤーの道にそのまま組み込まれたということだ。

マスタリーしすてむを通して手に入れた称号や装飾品報酬も維持される。

マスタリーは削除されるということなのか?

削除ではなく、 変更となる。

メインメニューからマスタリーにアクセスにすることは可能で、マスタリーの目標を目指してプレイすることも可能だが、獲得できる報酬は変更されている。 ゲームプレイの報酬(パッシブボーナス、武器のスペシャルなど)はスレイヤーの道に移行させたため、マスタリーの報酬は主に通貨(メリット)やコアに変更された。

すでに上げた分のマスタリーレベルの報酬は手に入るのか?

もし獲得済みのマスタリー報酬がメリットや他の通貨に置き換えられているならば、ドーントレス リフォージの配信時に対象の通貨が配布される。

引き続きマスタリーの称号は獲得可能か?

マスタリーの称号は引き続きマスタリーシステムにて獲得するものとなっている。 まだ獲得していない場合は、今後も獲得可能だ。 すでに獲得している場合は、それは維持される。

装備の移行

そして少々複雑なのが装備品の移行だ。

+15の武器と防具

所持している+15(最大レベル)の武器と防具ごとにエーテルハートを1つ獲得できる。 これにより、即座に職人にパワー活性を頼むことができる。

+15の武器を所持していると、その武器種のスキルレベルも20になる。

+15未満の武器と防具

+15未満の武器と防具については、総数によるエーテルハートの算出を行う。 エーテルハートを半分付与することはできないし、エーテルスパークを配布することも公平とはならない。なので、代わりに君が所持しているすべての装備品のレベルを確認して、その努力に相当する数のエーテルハートを配布するぞ。

ドーントレス リフォージで受け取れるものが公平であるように懸命に取り組んでいるので、安心してほしい(よりスレイヤー諸君が得する方向で調整しているぞ)。

日時と詳細

スレイヤーの道は2020年12月3日にドーントレス リフォージの一環として実装される。 ダウンタイムの情報や詳細については、Twitterを随時確認してほしい。

また、来週の前半には「狩猟場」についてのブログ記事も掲載予定だ! 最新のハントタイプ、グライダー、島イベントなどについては、そちらで詳細をチェックしてほしい。

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