3月19日の「灼熱の地」アップデートでは、ハントパス経験値獲得の手段を拡張。複数のバウンティの目標が調整される。そしてハントパスレベル50以降で報酬を獲得できる新要素の「宝物庫」が実装される。
ハントパス名声
ボーナスイベントがあった場合を除き、ハントパスはレベル50で終了してしまっていた。 最後まで到達して報酬を受け取ってしまえば、トランスモグをいくつか試すぐらいで、ハントパスのことは頭から消してしまっていただろう。
だがハントパス名声の登場で、レベル50以降のハントパスの報酬が拡張されることになる。
レベル50以降に獲得するハントパスXPは新要素の名声レベルにカウントされる。 名声レベルを上げるたびに宝物庫コインを獲得できる。まさに名声を欲するプレイヤー向けの新たな通貨だ。
ハントパスのフリートラックでプレイしている場合は、名声レベルが上がるたびに1枚の宝物庫コインを獲得できる。 エリートにアップグレードすれば、追加で4枚、合計で5枚の宝物庫コインを獲得できるぞ。
宝物庫
宝物庫コインを獲得したら、もちろんそれを使いたいことだろう。 そこで、宝物庫の登場だ。
この栄誉ある新たなストア(ハントパス画面からアクセス可能)では、過去のハントパスからのレアアイテムを獲得することができるのだ。 つまり、装飾防具一式からレアなエモート、武器スキンまでが手に入るのだ。
フリートラックの場合は、3つのアイテムから選択することになる。エリートトラックのスレイヤーは追加で2つ(合計5つ)の中から選択することが可能だ。 品揃えが気に入らない場合は? すぐに交換しなくてもいい。 毎週新たなアイテムがストアに並ぶようにしている。
ハントパスの改良
ハントパスでの変更点はハントパス名声だけではない。レベル50への到達がより速くなるように改良している。 どのようにって? ハントパスXP獲得の方法が2つ増え、バウンティにも調整が施された。
新たなXP獲得手段
3月19日(木)より、ハントをクリアするだけでハントパスXPを獲得することが可能になる。 つまり、追跡、パトロール、エスカレーション、または試練をクリアするだけでハントパスのレベルを上げることができるのだ。難易度が低いレッサーベヒモスのハントは除外される。
ハントごとに獲得できる経験値は? それはもちろん、ハントの難易度に依存する。 より高難度のハント(試練、ヒーロー級+パトロールなど)はより簡単なハント(炎パトロール、通常のベヒモス追跡)より多くのハントパスXPを獲得できる。より高みを目指すのに意義があるということだ。
「でもまだダイアー級パトロールにすら行けないのに!」そんな意見もあるかもしれない。 「ヒーロー級+を周回してるスレイヤーには到底敵わないじゃないか!」安心してほしい。 「灼熱の地」アップデートで、キャンペーンクエストでハントパスXPを獲得できるようになる。 それも少量ではないぞ! クエストを報告するたびに、100XPを獲得できる。ハントパスのレベルを1上げるのに十分な量だ。
バウンティとトークン
それでは、バウンティがどう影響するのか?
ハントパス経験値を獲得する新たな2つの方法(クエストとハント)を追加したので、ハントパスごとに獲得できるバウンティトークンは減らすこととなった。 無料のトークン10枚を持ってスタートするのではなく、4枚でスタートすることになる。カードを制限まで引くのに使用する枚数だ。
トークンがベヒモスからドロップすることもなくなる。 なぜかって? バランス調整のためだ。 ハントからハントパスXPが実質的に無限に獲得できるので、レベル50到達までに今までのようにバウンティをこなす必要はなくなる。 それに、毎日無料のトークン2枚をもらえる点は変更されない。
加えて、バウンティの内容も調整されている。
例えば、アイテム(ラースウォートやスカイブルーム)を収集するバウンティは、要求数が軽減されている。 パトロールの必要回数も減らされているぞ。
これの狙いは、それぞれのバウンティを”選択肢の一つ”とすることだ。 もしパトロールバウンティ、収集バウンティ、そして討伐バウンティを引いたのなら、自分の好きな物を選んでいるという感覚であるべきだ。しかたなく”一番ましな”ものを強要されるべきではない。
そして、最後にレアなバウンティをレアだけの価値が出るように調整した。 ゴールドのバウンティを引けたときには嬉しくなるぞ!
しかしながら、これで調整が完了というわけではない。 3月19日に「灼熱の地」配信された後にも、引き続きバウンティの検討を続け、必要に応じて調整を行う予定だ。 可能な限り最良の、バランスの取れたシステムにしたいと考えているので、パッチが配信されたらぜひ意見を聞かせてほしい。
彼の地で会おう、スレイヤー!